木久扇「歌丸師匠が漂っている感じ」笑点追悼収録(日刊スポーツ)

日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)の大喜利メンバーが7日、都内で、番組収録に臨んだ。今月2日に桂歌丸さん(享年81)が亡くなってから、初となる大喜利収録に臨んだ。これまで、歌丸さんについてただ1人コメントしていなかった林家木久扇(80)が、その重い口を開き、故人をしのんだ。

【写真】亡くなった桂歌丸さん

 大喜利収録後、メンバーは会見に応じた。林家木久扇三遊亭円楽(68)三遊亭好楽(71)三遊亭小遊三(71)春風亭昇太(58)林家たい平(53)林家三平(47)と山田隆夫(61)の8人が出席した。

 木久扇は訃報に「ビックリした。1つ違いで、ついこの前まで冗談を言い合っていたのに」とうつむいた。コメントしなかった理由を「申し上げる言葉が何もなくて、コメントを出せなかった」と説明。歌丸さんの死を「幕が閉じたという感じ。映画がラストになって終わっちゃって、もうドラマが見られない」と肩を落とし「ずっといると思っていたので、心情的には信じられない。なんかすぐそばにいて、出てきそうな気がする。やっている間中、歌丸師匠がその辺を漂っているような感じで、不思議な演芸だった」としみじみと語った。

 公私ともに深い付き合いがあった円楽は「目標となる星がまた1つ天に上がってしまった」といい「生きざまを見せることで、言外でいろいろと教えてくれた人。落語界全体を考え、落語に情熱のある人でした」と熱く語った。「歌丸師匠は僕の中に生きているし、歌丸師匠の話をすることがご供養になるとも思うので、これからも思い出を忘れず、心の中で一緒に生きていきたいと思います」。

 この日は歌丸さんをテーマにした大喜利と対談を収録。8日放送の同番組で放送される。また、追悼特番「ミスター笑点 桂歌丸追悼特番」が12日午後7時から生放送される。